5薬園寺(やくおんじ)　
大和郡山市材木町30

矢田筋に面する小さな山門からお参りする薬園寺は、江戸時代初期（1620年頃）高野山の僧了盤が中興したと伝えられ、聖徳太子ゆかりの満願寺から請来されたと言われる平安時代中期の薬師如来坐像が御本尊です。十二神将に守護される見事な宮殿（くうでん：厨子）が、江戸時代の城下町の隆盛を今日に伝えています。毎月7日が薬師如来の縁日です。